利便性だけが重視されないように
2016年04月08日 09:13
ここ最近、「インターネット 赤ちゃんポスト」というサイトが話題になっているのだそう。
このサイトは「全国おやこ支援福祉センター」というところが運営しているのだけど、その目的はネット上で生みの親と育ての親を結びつけること。
つまりインターネット上で養子縁組を支援するマッチングサービスのひとつで、「様々な事情で育てられない赤ちゃんの命」を守ることを目的に設立されたのだとか。
もともとこの全国おやこ支援福祉センターというところは平成26年に創業したばかりの新規事業者で、赤ちゃんの養子縁組のあっせんを行っていたのだそう。
で、より時代に即したマッチングサービスを行えるよう、今年1月にクラウドファンディングサイトを開始。
で、3月1日に目標額であった100万円を達成し、業界初となる特別養子縁組アプリ「こうのとり」の開発に着手するなど、とにかく斬新なサービスを展開している業者みたい。
当初は新規事業者だけあって知名度も低かったのだけど、今月3日の毎日新聞で会員制マッチングサービスが開始されたことが報道されるやいなや、注目度が急上昇。
ただ、その取り組み自体は賛否両論のようで、「政府がやるわけにはいかないからNPOがやるのは妥当」とか「ネットで手軽にできるようになるのは良い取り組み」といった意見もあれば、「ゲームのアイテム交換みたい」「犬猫と一緒に見える」といった批判的な意見もあがっているみたい。
今やネットでは金銭、商品などいろいろなものがやりとりできる時代になっているけれど、その対象が人間となるとまた話は別だもんね・・・。
手軽にできる反面、養子縁組の重大さをよく把握しないまま手続きだけが進んでしまうってことも起こりかねないし。
もちろんそのあたりのフォローはしっかりやっていくつもりだと思うんだけど、ネットの利便性だけが先行しないようことを願いたい。