願書だけ盗むなんて・・・

千葉県の松戸市でおととい、窃盗事件が発生したのだそう。

窃盗と言うと、現金とか宝飾品とか、要するに金目の物が目当てというイメージがあるけれど、今回盗まれたのは何と2017年度の入園希望者の願書110枚。

おとといの朝、園長が入口のガラス戸が割られているのを発見し、110番通報したのだけど、園内を調べたら文書を保管している部屋から願書がなくなっていることがわかったのだとか。

願書の配布時期は幼稚園によって異なるけど、だいたいのところは前年の11月にスタートするようで。

この幼稚園も多分に漏れず、昨年11月に入園希望者の募集を開始したのだけど、その際に提出してもらった願書が盗まれてしまったというわけ。

入口のガラス戸を割って侵入するなんて大胆だなと思うけれど・・・。

ただ、この窃盗事件、単なる泥棒ではないような気がするんだよね･･･。

というのも、警察が調べたところ、園内の広範囲を誰かが物色した形跡が認められたのだけど、それにもかかわらず、盗まれたのは願書のみだったそうで。

まあ幼稚園という施設上、そうそう金目のものは置いてなかったんだろうけれど、それにしたって願書だけ盗んでいくのっておかしいよねえ。

でも願書には園児の氏名や住所、年齢はもちろん、親の名前や勤め先までいろんな情報が掲載されているから、盗まれた方は心穏やかではいられないよね。

どこかで悪用される可能性もあるし・・・。早いところ犯人が見つかるといいのだけど。