需要があるから供給があるわけで・・・
2016年02月08日 12:54
ライブのチケットは人気アーティストのものであればあるほど入手が困難で、ファンクラブに入っていてもなかなか獲得できないということも普通にあるのだそう。
ただ、その原因の一端をいわゆる「転売屋」が担っているのも事実。
インターネットで簡単にチケットを売買できるようになった今では、人気アーティストのチケットを転売目的で購入し、定価の何倍もの値段で売りつけるという二次流通が当たり前になってきているというわけ。
その価格はアーティストの人気に比例していて、たとえばアメリカではマドンナのチケットが定価5万円のところ、4倍以上の21万円になったりすることもあるんだって。
この手の二次流通市場は約500億円という莫大な規模に拡大しているそうで、社会問題として取りざたされているみたい。
最近ではこういう転売を防げるよう、顔認証制度を利用したり、デジタルチケットを導入したりしているところもあるみたいだけど、あの手この手で売りさばこうとするから、いたちごっこになっちゃうんだよねえ・・・。
でもこういう転売防止の手立てというのは一定の効果はあるみたいで、私も以前、実母からとあるチケットを手に入れてくれないかと頼まれたのだけど、一度目はサイトにすらつながらず、NG。
ところがその後、転売防止策がとられたときはネットにも比較的スムーズにアクセスでき、無事に入手できてびっくりしたのを覚えている。
逆に言えば、それだけ転売する人が多いっていうことで・・・。
まあ需要があるから供給もあるわけで、転売されたチケットを買わないようにすれば、転売する人も少なくなると思うんだけどね・・・。