見事な保護色
2015年10月08日 10:58
真っ青な空を背景に、ごつごつとした岩が辺り一面に転がっている岩場の写真。
一見何でもない風景写真に見えるのだけど、実はこの中に羊がいるのだそう(汗)
羊と言えば、白くてもこもこの動物というイメージがあるけど、その画像の中で白いものと言えば、青空に浮かぶ白い雲だけ(汗)
羊は空を飛ばないので、おそらく岩場のどこかにひそんでいると思うんだけど、目をこらしてみても羊はおろか、白色さえ見えない・・・。
まあ羊だって正確に言えば真っ白ってわけじゃないけど、それにしたって岩との見分けくらいついてもいいはず(汗)
そこで前のめりになってモニターに近づき、左端から右に向かって、上→下の順にたどりながら見ていったのだけど、それらしき姿は見当たらず・・・。
なんだかこうやって目をこらして特定のものを見つけようとしていると、小学生の頃にハマったウォーリーを探せ!を思い出した(汗)
でもウォーリーは赤白のしましまの服を着ていてかなり目立つ格好をしていたから何とか見つけられるけど、この風景写真は・・・とにかく灰色一色(汗)
そして肝心の羊もどのくらいのサイズで、どんな色なのかわからないから、なおさら見つけにくいんだよね。
ちなみによく説明を読んだら、この岩場に隠れているのは「ロッキーマウンテンビッグホーン」という名前の羊だそうで、岩山に棲息しているとのこと。
普段は保護色の一種なのか、岩山に溶け込んでいるらしく、一見しただけではどこにいるのか判別しにくいんだそう。
まあそうじゃなきゃ保護色の意味がないから当然と言えば当然なんだけど(笑)
ちなみにロッキーマウンテンビッグホーンの画像を調べてみたら、いわゆる普通の白い羊とはまったく違っていて、くるっと曲がった大きな角と、濃い茶色の体が特徴的。なるほど、普通の白い羊をイメージしていたら、そりゃ探せないわけだ(笑)
その後、ネットで答えを見つけたのだけど、見えなかったのはどうやら私が見た画像が小さかったせいもあるらしく・・・・。
思った以上に小さく映っていて、これはよほど大きな画像じゃないと見つけるのはつらいかも(汗)
でもあまりに自然に溶け込んでいるから、やっぱりわかりにくい。見事な保護色だわ(笑)