罰則をもうけなくても普通はやらないよね・・・

2016年10月13日 18:54

厚生労働省が昨日、2020年の東京五輪・パラリンピックのために病院や学校の敷地内での全面禁煙を徹底する受動喫煙防止対策をまとめたことを発表したのだそう。

現在もこういった場所での喫煙は推奨されているわけではないけれど、いわゆる努力義務にとどまっていて、喫煙したからと言って特に罰を受けるわけじゃない。

でも敷地内全面禁煙が施行された場合、施設の管理者と喫煙した本人にそれぞれ罰則を適用する法律を制定することを検討しているのだそう。

一方で、飲食店やらホテルならでは、喫煙室をもうければ敷地内で喫煙してもOKというふうにしたらしい。

まあこれまでも五輪開催国では公共施設での敷地内全面禁煙が当たり前という感じだったから、日本も対応せざるを得なかったんだろうなあ。

受動喫煙が与える影響はすでにいくつもの研究で証明されているわけだしね。

正直、学校や病院に関しては、今さらという感じが否めないけれど。

というか、こんな罰則がなくたって、子供たちが通う学校や、体調不良の人がいる病院で喫煙しないのなんて、マナー以前の問題だと思うんだけど・・・。

でも実際には、学校や病院の敷地内で喫煙している人って予想以上に多いんだよなあ。

先日も禁煙外来がありながら、敷地内で病院スタッフが喫煙してたなんてニュースがあったし。

うちの子たちが通う学校でも、運動会とかのイベントの際、敷地内で喫煙している保護者がちらほらいるしね・・・。

こういうの、罰則をもうけないとやめない人が入るっていうのが情けない話だなあ。