消毒していた・・・とかじゃないの?
3日前の19日、東京の江東区にある保育園で、園児が飲んだ白湯に高濃度の塩素が混入するという事件があったのだそう。
保育士が1歳の園児3人に対し、ポットに入った白湯を飲ませたところ、3人とも嫌な顔をしたことで異物混入が発覚。
3人のうち1人はその場で吐き出したのだけど、2人は飲み込んでしまったそうで・・・。
後に保健所が調べたところ、ポットのお湯から1600ppmの濃度の塩素が検出されたのだとか。
1600ppmと言われても一般人だとあまりピンと来ないのだけど、これは学校のプールで使う消毒水のおよそ16~32倍にもあたる高濃度だそうでΣ(゚Д゚)
プールの消毒水って近くに寄っただけでもすごい匂いがするというのに、あれの16倍~32倍って相当な濃さだと思う(汗)
なぜそんな高濃度の塩素がポットのお湯に入っていたのかについては今のところ不明らしいけれど、この保育園は独立した施設ではなく、都営住宅の1階部分に入居する形式のものとのこと。
独立した施設よりは人の出入りが多いのかなとは想うけれど、玄関は暗証番号式の電子錠で常に施錠されているし、その暗証番号を知っているのは職員と保護者だけなのだそう。
さらに玄関付近には監視カメラが設置されていることから、見知らぬ第三者が侵入するのはかなり難しいらしく、部外者の犯行とみるには無理があるみたい。
となると内部犯の確率が高まるわけだけど・・・これは単にポットを洗浄していて、そのまま確認せずに与えてしまったという可能性はないのかな?
もとは消毒に使われるものだから、保育園の人がポットを消毒するにあたって塩素を入れていて、それを知らなかった他の職員が与えてしまったとか・・・。
いずれにしても、ポットの洗浄って普通、クエン酸とか重曹とか、体内に入っても危なくないものを使うのがセオリー。
ポット専用の洗浄剤ならそういう成分が使われているし、それなら問題ないんだけどね。
そういう知識がなくて消毒してしまって、大事になってしまったので口をつぐんでいる・・・っていう可能性が高いような気がするなあ。