検死審問だったのね

2015年06月17日 07:39

最近BSプレミアムで週1回ペースで放送されているアガサ・クリスティーのミス・マープルシリーズにハマっていて、毎週の楽しみになっているんだけど、その中で何度か気になるシーンがあった。
それは、誰かが殺された後、村の人たちが一堂に会して故人についてああだこうだと証言すること。
みんな着ているのは喪服のようで、座っている場所も裁判所というより教会っぽい作りなんだけど、それでもやっていることが裁判っぽい。
ただ、殺人があってすぐに行われているようなので、裁判じゃないだろうし、これは一体何の儀式なの?と毎回首をひねっていたんだよね。
その疑問が氷解したのは、同じアガサ・クリスティーの「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」というミステリを読んだとき。
冒頭で人が死ぬのだけど、それを目撃した主人公が検死審問に呼ばれるというシーンがあるんだけど、どうやらミス・マープルシリーズでやっていたのもこの検死審問らしい。
ちょっと調べてみたら、どうやらこの検死審問というのは死因審問というのが正式名称のようで、英米法国における司法制度のひとつ。
誰か人が死亡した場合、検死官がその死因を調査するために公開で行われる審問手続のことなんだとか。
ミス・マープルはイギリスが舞台なので、この検死審問が行われていたってことだね。
ドラマの中ではわざわざ「検死審問が行われた」なんてテロップも出なければ、登場人物がそれを説明してくれるわけでもないので、まったくわからなかった(汗)
まああちらでは常識のことなので、わざわざ説明を入れるっていうのもおかしな話だからね(笑)