指しゃぶりの怖さ

2015年05月25日 08:09

現在中学生の長男が幼稚園に入る前の頃、とある育児サークルに参加していたのだけど、そこで友達から「指しゃぶりが原因で病院に行くハメになった」という話を聞いたことがある。
その子は親指を根元から吸うくせがあったのだけど、どうやら吸っているうちに歯が皮膚にあたっていたらしく、傷がついてしまったんだって。
それでもその子は指しゃぶりをやめなくて、その結果、傷口から雑菌が入って化膿してしまい、手の半分がぱんぱんに腫れてしまったので病院に連れて行ったんだとか。
そうしたらその場で切開され、中の膿を出す処置を行ったんだけど、当然子供は号泣。
それに懲りたのか、指しゃぶりの回数が減った・・・という話だった。
うちには2人子供がいるけど、どちらも指しゃぶりをしたことがなかったので、「たかが指しゃぶりでそんなことになるとは・・・」とぞっとしたのを覚えている。
まあ指しゃぶりっていうのはあまりいいことではなく、やめさせようとする親も多いけど、実際にはどんなに厳しく言っても子供も無意識にしゃぶっているから、すんなりやめられるケースは少ない。
だからその友人も「化膿したのはかわいそうだったけど、結果的に指しゃぶりがおさまったから、かえっていい機会だったのかも」と言っていた。
まあ友人のケースの場合は無理に押しつけてやめさせたわけじゃなく、子供本人が自らの意志でやめたからスムーズだったんだろうけど、普通は指に絆創膏をはったり、カラシを塗ったりしてやめさせたりする親もいるんだって。
個人的にはそこまでしなくても・・・と思っていたけど、その友人の話を聞いてからは「何かある前にやっぱりやめさせた方がいいんだな」と思った。