子育てしやすい家ってどんなの?
2015年05月19日 08:27
不動産会社のチラシやCMなんかを見ると、「子育てしやすい家」というのがひとつの鉄板フレーズになっていると思う。
まあ家を建てようと思っている人のほとんどは、子供が生まれて家族が増えたことがきっかけになると思うので、「子育て」が重要ワードのひとつであるのはある意味当たり前のことなんだけど、でも「子育てしやすい家」ってそもそもどういう家のことなんだろう?
まず安全性が高いことは必須。よくあるデザイナーズハウスだと、外観がおしゃれな反面、子供が住むには危険な箇所も多くて、あれは大人だけが住む家だなあと思うこともしばしば。
なので「子育てしやすい家=シンプルだけど安全性が高い家」かなあと漠然と思っていた。
ところが子育て中の親を対象に「子育てに重要だと思う住居条件」を尋ねたところ、ダントツで1位だったのは「日当たり、風通しが良いこと」だったらしい。
確かに日当たりと風通しってすごく大事。私は今の家に越してくるまでは、立地はすごくいいけど、日当たり、風通しが悪いアパートに住んでいた。
歩いて数分のところに大型スーパーはあるし、郵便局も銀行も徒歩圏内。ちょっと足を伸ばせば駅もある・・・とまさに至れりつくせりの立地条件だったので、日当たりが多少悪くても我慢できるだろうと思ったんだけど、これが間違いのもと。
2年ほど住んでみて出した結論は、「人間は日当たりが悪いと心がすさむ」ということ。
なので今の家を建てた時は徹底的に日当たりにこだわり、昼間はリビングに太陽の光がさんさんと入ってくるようにした。
おかげでアパートにいたときよりは精神状態も落ち着き、今に至る。立地条件は以前住んでいたところのほうが断然いいけど、やっぱりお日さまの光には変えられないわ。