セキュリティ会社の人が情報さらし?

2015年11月06日 11:31
セキュリティ会社のエフセキュアの社員と思われる人物がSNS上で他人の個人情報をさらしたということで炎上する事件があったらしい。
問題となっているのは、「反安倍 闇のあざらし隊」というTwitterアカウント。
この人物は今月1日にTwitterで「『はすみとしこ』のFBページで下衆な絵をはやし立てている下衆な連中のプロフィールから、居住地、出身校、勤務先をリスト化するドイヒー『はすみしばき』プロジェクト、密かに進行中」とツイート。
「320人以上のものが名前と共にまもなく公開されます。」と個人情報をさらすことを宣言した後、実際にFacebookから収集したとみられる400人以上の名前および居住地などがまとめられたリストが公開されたのだとか。
ちなみにはすみとしこ氏という方は、「そうだ難民しよう!」という風刺イラストをFacebookで公開し、炎上を招いた人物として有名。
批判も多い一方、賛同者がいたのも事実で、おそらくこの「反安倍~」の人はその賛同者に「制裁」を行ったらしい。
このアカウントは現在削除されているのだけど、後日、エフセキュアの社員である可能性が出てきて、炎上騒ぎに。
さすがに事態を重く見たエフセキュア側が「本件を非常に重く受け止めており、現在この件について社内調査を進めております」とコメントを出すことになった。
まあ今のところ「当該社員による重要データへのアクセスは行われておらず、本件によるお客様へのエフセキュアのサービスやデータに影響はございません」ということだけど、現在も社内調査中ということで、まだ完全に潔白が証明されたわけじゃないってこと。
これがもし事実なら、情報を保護する立場であるセキュリティ会社が情報をさらした・・・というトンデモ事件に発展してしまうわけだけど(汗)
真偽はともかく、セキュリティ会社って考えてみれば一番個人情報を手に入れやすい立場にいるんだよね・・・とあらためて実感した。