やっぱり落下物のリスクってあるのね・・・

2016年08月26日 10:23

今月20日、山形県鶴岡市で「赤川花火大会」が開催されたのだけど、その際、花火の殻や燃えかすが観客席に落下し、約10人がケガを負うという事故があったのだそう。

打ち上げ場所と観客席の距離はおよそ300メートル。ただ、風向きや強さによっては危険なので、風速10メートル以上の強風になった場合、大会は中止するという規則になっているみたい。

ただ、当日は風速3~5メートルほどだったので、大会を開催。

ところが花火大会の最中、観客席方向に向かって風が吹いたため、燃えかすがどんどん観客席に落下。

中には約1キロ離れた地点にある住宅街に落ちたり、観客席近くの草むらが燃えて消化活動が行われるというトラブルもあったのだそう。

そしてきわめつけは人的被害。落ちてきた殻や燃えかすがあたってヤケドした人がいたほか、落下してきた殻の衝撃で頭の骨を折る重傷を負った人もいるというからびっくりΣ(゚Д゚)

赤川花火大会は全国の花火師の競技会も兼ねた有名な花火大会だそうで、打ち上げられる花火は約1万2000発。

今年は約30万人が観覧に訪れたそうで、その影響もあったんだろうけど、頭の骨を折るっていうのはかなりの被害だよね(汗)

実は当日、我が家は別の花火大会を観覧していたんだけど、その時、しつこいくらいに「落下物に注意」という放送があったんだよね。

そこではさほど風はなかったから、観客席に落下したりはしなかったみたいだけど、くどいくらい注意を呼びかけるのは、やっぱり観客席に物が落ちるというトラブルがあったせいなんだろうなあ。

風だけは正確に読み取るのは難しいから、打上場所から近い位置で観覧している人は、もしもの時のためにバリケード用の傘でも持っておいた方がいいのかも(汗)