ながら運転はほんとにやめてほしい

2015年08月31日 13:32
日本全国の統計で見ると、交通事故の発生件数や死者数、負傷者数はここ最近で減少傾向にあるそうだけど、これが東京都内に限定されると、発生件数と負傷者数こそ去年に比べて減少しているものの、死者数はプラスに転じていたらしい。
発生件数が減っているのに死者数が増えたということは、つまり死亡事故に発展するような交通事故が増えているという証拠。
じゃあその原因は何なのかというと、どうやら「ながら事故」が増えたことが原因らしい。
というのも、死亡事故の状態別では1位が「歩行中」だったのだけど、このうち半数以上が歩行者側に落ち度がないケースだったそうで、つまり完璧にドライバー側に非があるということらしい。
実際、車両による違反別発生状況を見ると、1位は「前方不注意」。
つまり携帯やスマホを使いながら運転したりする「ながら運転」で前方の歩行者に気づくのが遅れ、はねてしまう・・・という事故が多発しているってこと。
普通、目の前に誰かが飛び出してきたら、急ブレーキを踏むから車のスピードは若干落ちて、たとえ相手をはねてしまっても最初のスピードに比べれば衝撃は少し軽減されているよね。
でもながら運転による前方不注意の場合、気づかないままはねてしまうから、当然ブレーキも踏んでいなくて、衝撃の度合いはそのまま。
そのぶん被害者に与えるダメージも大きくて、だからこそ死亡する確率が高くなってしまうってことらしい。
私も自分で車を運転することがあるけれど、たまに挙動不審な車があって、追い越しざまにちらっと見ると、携帯でしゃべってたり、スマホをいじったりしてることが多いんだよね・・・。
歩行者はもちろんだけど、併走している車も怖いから、ああいうのってほんとにやめてほしいわ。