たとえ安全でも

2016年05月20日 09:35
化粧品の製造を手がけている「アルマダ」という会社が、「海の石けん」という商品を自主回収することになったのだそう。
対象となるのは18万個とかなりの数にのぼるのだけど、原因は「防腐剤無添加」と宣伝していながら、実際には防腐剤が含まれていたため(汗)
この会社では石けんの製造を外部に委託していたのだけど、その委託先が無断で「フェノキシエタノール」という防腐剤を配合していたことが判明したんだとか。
フェノキシエタノール自体は化粧品などに普通に使われている成分なので、特に危険な成分というわけじゃない。
実際、これまで健康被害などは報告されていないみたいだけど、やっぱり「防腐剤無添加」と宣伝して販売していた以上、自主回収するのが筋だよね(汗)
ちなみに正規商品は80gのものなんだけど、これとは別に試供品として20gのものも製造していたそうで、こちらも8万戸が自主回収の対象になるんだそう。
製造元としては大打撃だけど、無断で防腐剤を配合していたのは製造委託先だから、そっちに賠償させるのかな?
まあこれまで健康被害がないということは、使っていても安全な成分なんだろうけど、無添加にこだわる人にとっては、トラブルがなかったからOK・・・とも言えないよね(^_^;)
大体、無添加の化粧品って防腐剤とかが入っているものより値段が高めに設定されているしなあ。
でも購入する人は、値段よりも無添加という安全性をとったわけで、それがウソだったとなればやっぱり納得いかないもんね。