これで少しはゲーム業界もうるおえばいいな・・・

2016年01月19日 19:54
違法コピーしたゲームソフトを実機で起動させることができるアイテム「マジコン」。
2009年2月に東京地方裁判所がマジコンの販売禁止を命じる前は、それこそネット上で簡単にマジコンが手に入る状態になっていて、大人だけでなく、なんと子供までもマジコンを利用してニンテンドーDSで違法なコピーゲームを楽しむ事態になっていた。
ただ、裁判は2009年だけで終わらず、その後も控訴されたりしていたのだけど、ついに今月12日付けで最高裁判所が上告を棄却する決定を下し、任天堂側が完全勝訴したのだそう。
ちなみにこの裁判においては、任天堂はマジコンによる損害賠償を請求。
今回上告が棄却されたことにより、マジコンを販売していた業者は総額9562万5千万円の損害賠償金を支払わなければならなくなったそう(汗)
まあ確かに、マジコンが流通したことで利用者はタダでゲームができるようになり、そのぶんゲームが売れなくなってしまったからねえ。
しかも儲かるのはマジコン業者のみ。任天堂には一銭も入ってこないんだから、約1億円の損害賠償金を請求するのは当然だと思う。
ちなみに今は表立ってマジコンを販売している業者はないようだけど、本当は影でこっそり販売している業者って未だに存在するんだろうなあ・・・。
でも今回任天堂が完全勝訴して、損害賠償額が確定したから、マジコン業者のブレーキにはなるかも?
これで少しはゲームメーカーに利益が回って、いいゲームを開発する資金になってほしいなあ。